2026年7月9日(木)、北見工業大学2号館C122教室において、特別講演「答えのない時代の価値づくり ~SUBARUのこれからの技術~」を開催しました。
講師には、株式会社SUBARU 常務執行役員 CDCO(Chief Digital Car Officer・最高デジタルカー責任者)兼 技術本部副本部長 兼 SUBARU Lab所長の柴田英司様をお招きしました。
柴田様は、長年にわたり先進運転支援システム(ADAS)の開発に携わり、SUBARUを代表する運転支援システム「アイサイト」の開発を牽引してきた技術者です。


講演では、SUBARUがどのように「ぶつからないクルマ」の実現に挑んできたのか、運転支援システムの開発にまつわる経験を交えながらお話しいただきました。独自のステレオカメラ技術や、長年にわたり培ってきた車載ソフトウェアの自社開発など、クルマの安全性と価値を高めるための取り組みについて、具体的にご紹介いただきました。
また、柴田様には、SUBARUでの長年にわたるキャリアを振り返りながら、入社当初にエンジニアとして直面した苦労や、入社後に電気・電子、ソフトウェア技術を改めて学び直した経験についてもお話しいただきました。問題を一人で抱え込まず、異なる専門性を持つ人々と協力することや、答えのない課題にも挑戦し続けることの大切さを学ぶ、貴重な時間となりました。
講演後にはディスカッションを実施し、学生からは運転支援システムの技術やAIを活用した自動運転、ソフトウェア開発などについて、さまざまな質問が寄せられました。第一線で活躍する技術者の皆様と直接意見を交わす、充実した交流の場となりました。
今回の講演は、進化を続ける自動車技術への理解を深めるとともに、学生一人ひとりが技術者としての将来や、答えのない時代に新たな価値を生み出すことについて考える、大変有意義な機会となりました。